1. 教育普及 あ・ら・か・る・と

教育普及 あ・ら・か・る・と

最終更新日:2009.12.03

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子どもたちの声が館内に響きあふれる時期が来ました。
この時期、館を訪れる学校は修学旅行の団体を含めると、週平均で20校に上ります。
教育普及では主に県内の小学4年生の民具体験の対応をします。普及のプログラムに沿って2時間コースの中に、展示解説と民具体験を取り入れ、ボランティアの方々の応援を得て、誘導→展示ガイド→民具体験を行います。民具体験が主になり5つの民具体験をそれぞれのボランティアの方々が受け持ち、子どもたちに洗濯・水運び・着衣・運搬(2)などを体験させていきます。洗濯はターレーに洗濯板で雑巾を洗い・サバ・クバンヌー・クバ傘を着て外の民家の周囲を廻り・2人1組での水運び・オーダーによる薪の運搬・ガンシナーの上にバーキーをのせての運搬のメニューを子どもたちは嬉々として体験していきます。
豊かなモノがあふれていて、当たり前になっている現代の生活のなかで、民具を手に取り体験をとおし昔の暮らしにふれることで手作りの良さと、自然素材の中から生み出された昔の人々の生活の知恵を知ることが主な目的です。
連日の学校対応に20名近くのボランティアの方々の活動が欠かせません。ところが、この活動に少し陰りが見えてきました。小学生の訪問の時期が集中する余り、時には日に2回の場合もあり、常時活動するボランティアの数に限りがあり、対応が危ぶまれてきました。「昔はね~こうしたよ」というボランティアの方の説明を真剣にみつめる子どもたちの瞳の輝き。「またおいでねー」と送るボランティアの満足した表情。忘れられない1コマです。

又、教育普及では博物館体験学習教室として、年回5回の教室を開催しております。本年度最後として12月13日(日)・1月10日(日)「手びねりでつくる焼物」の募集を現在行っている所です。今回は「面シーサー作り」を企画しております。どうぞ、親子で参加して、マイシーサー作りに挑戦させてみませんか。おススメです

主任学芸員 上原 成美

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